介護士が転職する時にほぼ必ずあるのが面接です。介護士は他の仕事と比べて経験より人柄が優先されることも少なくないため、介護士の面接の基本を押さえた上で、しっかり自分をアピールすることが大切になります。
面接で自分をアピールできる瞬間は自己PRや志望動機などいくつかあり、逆質問もその一つです。逆質問とは面接官から何か聞きたいことはないかと質問されることであり、聞かれる可能性が高い質問です。逆質問は面接を受けている人に対して説明不足な点はないか確認したり、聞いておきたいことがないか質問するという目的だけではなく、この職場で働きたいと思っているのか、コミュニケーション能力があるかどうかを確かめているのです。
このため面接対策の一つとして逆質問はある程度用意しておく必要があります。介護士の逆質問のコツは、必ず何か質問をすることと、自分がここで働きたいことをアピールできる質問内容にすることです。基本的に逆質問はしておいた方が好感を得やすく、働きたいという意欲をアピールすることができます。そのため質問したいことがないと思っていても、必ず1つは質問しておくことが大切だとされています。
また質問内容は業務内容や社風、実際の現場の雰囲気やスタッフの年齢層など、実際の仕事がイメージできる内容にすることがポイントです。特に現場の雰囲気やスタッフの年齢層は自分が溶け込みやすいかどうか判断できる材料になりますし、業務内容は自分が培ってきたキャリアを活かせるかどうかに繋がります。これらの質問は自分の働く意欲をアピールできるだけではなく、働き始めてからのギャップをなくすための重要な逆質問でもあります。このような点を中心に、他にも仕事内容で気になる点があればある程度確認するために逆質問を利用することが、介護士の面接対策として大切です。